
何度も住宅展示場へ行って話を聞いて…疲れたなぁ…
そもそもどうやってハウスメーカーや工務店を決めればいいの?

どのハウスメーカーや工務店も同じようで決定打に欠ける…
最終的に決めることが出来ない・・・そんな方は必見です。
くれぐれも【面倒だからこの会社でいいや…】で決めないように
納得してハウスメーカーや工務店を決めて下さい!
本記事はハウスメーカーや工務店をどうやって決めるのか、決め方ってあるのかを解説していきます。
ハウスメーカーや工務店選びでやってはいけないことが分かる
ハウスメーカーや工務店のどの部分を比較したらいいのかが分かる
ハウスメーカーや工務店選びの最終的な決め手が分かる
【絶対やめろ】ハウスメーカーや工務店選びでやってはいけない3つの注意点とは…?
ハウスメーカーや工務店選びでやってはいけない注意点を説明します。
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1.ハウスメーカーや工務店の知名度だけで選ぶ


仮に、やはり価格が一番安い方が良いと思っているのであれば、
有名なハウスメーカーよりも地元密着の工務店の方が価格が安いケースがほとんどです。
アフターメンテナンスが大事だと考えているのであれば
大手ハウスメーカーの方が会社組織が大きい分、メンテナンス部署もあるため
アフターメンテナンスも手厚いはずです。※必ず手厚いとは言い難い部分もあります。
知名度だけでなく、予算や自分の好みの外観やデザイン・間取り・性能などしっかりと比較して
自分の納得する方法で選択すべきです。
※その上で知名度の高いハウスメーカーを選択するのであれば問題ありません。
個人的には、必ずしも知名度が高いからこのハウスメーカーにすると言った偏った事で決めてほしくはありません。
全国的に有名なハウスメーカーでなくてもあたなにぴったり合うハウスメーカーや工務店は必ず有ります。
2.家族・親族などの身内の会社もしくは身内の紹介で選ぶ
最初は知り合いだから、家族だから、身内だから言いたいことも言えるし良いなと思っても
実際工事が始まると思ったように上手くいかないトラブルが発生します。
工事をやっている方は【身内だから】と言って甘えが出ます。
私の実家がそうでした。工期的な問題で身内の家は後回し…
関係がうまくいっている内はいいかもしれませんが
不満が多くなればなるほど関係が気になって【言いたいことが言えない】といったケースもあり得なくありません。
何千万もする住宅は妥協をしてはいけません。
言いたいことも言えない関係では後悔が残るばかりですよので避けるべきです。
3.相見積もりを取らずに1社のみしか知らない状態で選ぶ
全く同じ家が建てることが出来ると仮定します。
でA社の場合は2,000万・B社の場合は1,900万だとしたら、あなたはどちらを選びますか?
勿論、後者のB社ですよね?
1社だけだと、その金額が高いのか安いのか判断がつきません。
また、家には色々なプランがあり、デザインがあります。
自分が良いと思ったデザイン・間取りがあっても
さらにもっと良いプランがあるかもしれません。しかし、1社しか知らなければそれすら分かりません。
基本的には、プランや見積もりをもらうことは無料です。
価格が妥当なのか、プランやデザインは自分の好みなのかの判断を行うためにも
色々な会社を比較することは大事です。
必ず1社のみは避けましょう。
一般的なハウスメーカーや工務店を決める決め手は5種類!
一般的に言われているハウスメーカーや工務店の決め手は以下の5種類です。
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1.総支払の価格で選ぶ
家を建てるうえで必ずついてくるのが【予算】です。
実際に自分たちが【いくらまでなら払えるのか】である程度ハウスメーカー・工務店を絞る事が可能です。


間違っても予算は少なめに言わないで、本当の予算を言うことをお勧めするよ!


少し足りないのであれば、値引きしてでも契約を取りたいと思うのが営業マンですが
かけ離れていると『あぁ、無理だな』と営業マンの方から諦められてしまいます。
そのため、ある程度は本当の予算で話を進めた方が良いです。
またお金で比較する場合は、ある程度同じ条件で比較しなければ
価格に大きな差が出てしまいます。本当の意味での比較になりませんので条件は同じで比較しましょう。
☑キッチン(アイランドキッチン・ペニンシュラキッチン・I型キッチンなど)
☑風呂(大きさ・設備など)
☑フローリング材の種類(無垢フローリング・挽板フローリング・プリントフローリングなど)
価格が高い・他の工務店で見積もりが欲しい場合はこちら
2.自分好みの間取りやデザイン(外観など)で選ぶ
「注文住宅だから、どの外観スタイルでも作れますよ」
ハウスメーカーや工務店の営業マンが言うかもしれません。それは嘘ではありませんが、大きな意味では異なります。
全てにおいて得意・不得意は必ずあります。
例えば
和風の料理人は毎日和風料理を作る事が仕事です。中華料理もイタリアンも作れるかもしれませんが
中華料理を毎日作っている人と比べると、美味しい料理が作れると思いますか?
私は慣れていないので、作れるとは思いますが
失敗する可能性も高いと思います。
家づくりも同じです。各工務店やハウスメーカーにも得意・不得意のスタイルがあります。
慣れている家づくりをしている方の方がより正確な失敗のない家になると思いませんか?
今貰っている間取りが本当に一番良いの?と悩んでいる人は無料で間取りを貰いましょう。こちらを参考にして下さい。
3.営業マンとの相性
最後はやはり営業マンとの相性、つまりは人だという事です・・・
しかし、相性って何度か会って話をするだけではわからないんですよね・・・。
ぶっちゃけてしまうと、我が家は営業マンとの相性は良いと思っていましたが、
最終的には担当から外れてもらいました(笑)
✓自分に非があった場合は素直にすみませんと言える人
✓知らない事に対しては知らないとはっきり言った上できちんと調べて回答してくれる人
✓私たち施主に対して出来ない事は理由をつけて無理と言ってくれる人(何でも無理という人は論外)
✓他社の文句や否定的な言葉を極力言わない(施主のためになる事は言う)
✓必ず商談後に本日の内容をまとめて質疑の再確認をくれる人
✓質問した事に対してレスポンスが早く対応してくれる人
やはり最終的には人と人とのつながりです。こちらの要望のために
これは出来ないけど、代替え案としてこれは大丈夫など
会社対して努力してくれそうな営業マンであれば安心ですよね?
4.会社の財務体系(建てた会社が倒産しないか)の確認をする
もし仮に家に何か不具合が起きた場合
何かしらの対応をしてほしいと思いますよね?
例えば、トイレの扉に鍵を閉めたら開けなくなった
急にお湯が出なくなったなどのことが起きれば
直ぐにでも対応して欲しいですよね?
しかし、家を建ててもらった会社が倒産してしまうと対応することは出来ません。
そういった面で考えると倒産しそうと噂される会社は避けるべきかもしれません。
※簡単に会社が潰れることはありません。


勿論、倒産した場合は、保証がなくなるわけです。
もし、新築が建て終わって、すぐに建てた工務店が倒産したとします。
その後、すぐに雨漏りが発生したなどの被害が起きた場合、泣き寝入りしなければならないのか?
いえ、今はそういったケースがあるため、2009年10月以降引き渡す住宅には、保険の加入などが義務付けられています。
通常、この保険は、補修するハウスメーカーなどに支払われるのですが、倒産していた場合、施主に支払われるようになります。
しかし、問題は、必ず保険が降りるかと言った部分。分かりやすい雨漏り関係は見えるので問題ないですが、
見えない部分は、保険会社も判断が難しい(あまりお金を支払いたくないですよね、保険会社の人は)ため
瑕疵と認められないケースが多いため、安心とまではいかないのが現状です。
倒産した場合でも建物そのものについては保証はされますが、やはり倒産しないに越したことはありません。
5.保証内容と保証期間を比較する
住宅は、建てることを計画する時間・建設中の時間よりも
その家に住む時間の方が明らかに長いです。
快適な家で快適な生活を送るためには
アフターメンテナンスは非常に高いポイントといえます。
保証内容を確認する
家の支えとなる重要な部分は10年保証ですが、
他の部分は大抵が2年保証だと思います。
例えば、建具の反りにより開け閉めの調子が悪いなどは、2年間は保証するけど、それ以上はしないよって事です。
大手ハウスメーカーはどこまで保証するのか詳しい方教えてほしいです。
基本的に、外部の物であれ、内部の物であれ、製造メーカーが保証している期間が2年間のため、
ハウスメーカーも2年間に設定しているのだと思います。
住宅の重要な部分だけでなく、
細かい部分の保証が充実しているハウスメーカーがお客様第一に考えていると私は思います。
保証期間を確認する
保証期間に関しては、最低でも10年保証となります。
この10年は最低保証を法律で決められているので
必ずどんな建物であれ10年間は保証があります。
参考までに大手ハウスメーカーの保証期間の比較表を作りましたので参考にして下さい。
保証期間(通常) | 延長保証期間(有料) | |
---|---|---|
アイフルホーム | 10年 | 30年 |
ユニバーサルホーム | 10年 | 30年 |
一条工務店 | 10年 | 30年 |
住友林業 | 10年 | 30年 |
タマホーム | 10年 | 60年 |
スウェーデンハウス | 10年 | 20年 |
ミサワホーム | 30年 | 60年 |
積水ハウス | 20年 | 60年 |
大和ハウス | 20年 | 60年 |
セキスイハイム | 20年 | 60年 |
ヘーベルハウス | 30年 | 60年 |
三井ホーム | 10年 | 30年 |
トヨタホーム | 10年 | 30年 |
パナホーム | 10年 | 30年 |
CMなどを行っている誰でも知っているハウスメーカーは
30年保証~60年保証ですね。
でも、よく内容を確認すると、これには定期的なメンテナンス(有償)を行わなければなりません。
ようはお金払ってメンテナンスしているから保証期間が延びているってことです。


ちなみに、ここにある保証内容については
基本的には、構造躯体の重要な部分、基礎、柱、屋根、床、土台などの部分です。
また、雨の侵入を阻止する屋根や外壁などが基本的な保証内容になります。
【結論】ハウスメーカーを決める決め手って何?
勿論、上記の一般的に言われる5つの決め手は大事です。
気になる場所にタップして移動出来ます。
しかし、家づくりは家を建てれば終わりじゃありません。
何度も言いますが、家は建てた後の方が長いです。
つまり、工事後もお客と思ってもらえるかどうかが一番大事です。
些細な事で不安になる事もあります。それに対し、きちんと対応してくれるかが大事なポイントです。
契約する前ばっちり対応してくれた!家を建てる期間中も要望を聞いて対応してくれた!
でも最後お金を払うと、全く相手をしてくれなくなった、電話も出なくなったじゃ溜まりません。
ハウスメーカーを決めるポイントはアフターがきちんと充実しているか、
すぐに対応してくれているかと言った点です!
アフターサービスが充実しているかの確認はどうやってする?
でも、こればっかりは分からないのです。
建てて見て、実際に何か不具合が起きないと分からないのです。
しかし、分からないのでは困りますよね・・・。そこで、契約前に営業担当に聞いてほしい事があります。
私は、次があるなら必ず聞きます。
『こちらで建てられた方(OB、OGの方)とお話しすることは出来ますか?』とこれが今回の一番重要な事です。
営業マンに自信がない場合、会わせる事はありません。
と言うか、会わせられないと思います。クレームばかりの客を会わせる事出来ないですよね?
また、会った時に聞きます。対応面の確認を行います。
特にアフターの件ですね。何かあった時に対応はどうですか?と。
これで、OB客が問題なければ基本的には大丈夫です。
まとめ
どうでもいいかもしれませんが我が家の場合は契約後に担当が変わりました。
この人が良いと思って契約した部分がありますが、見事に裏切られました。
ハウスメーカーや工務店の決め手は『人』だと言う人が多いです。
確かに合う、合わないは大事なことですが
それよりもアフターの体制などは大事です。
ちなみに…我が家にOB訪問に来たら、絶対やめた方が良いと言います。
他の人に我が家みたいに嫌な思いをしてほしくないですからね。でも、そういった方多いと思うんです!
もし、予算も問題なし、間取りや対応も甲乙つけがたい・・と悩んでいるのであれば、
最後は営業マンの人間性・・・ではなくアフターの体制・会社の対応力です。
OB訪問を行う事を拒む会社は怪しいですよ。お客と良好な関係であれば問題ないはずです。
魔法の言葉『こちらで建てられた方(OB、OGの方)とお話しすることは出来ますか?』聞きましょう(笑)
このブログが皆さんの今後の家づくりに役に立てば幸いです。
他の工務店やハウスメーカーからも間取りや見積もりを貰って比較したい場合はこちらを参考にして下さい。
最後まで読んで頂き有難う御座います。他にもためになるブログが沢山ありますので、参考にしてください。
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