夏の日差し対策!外付けロールスクリーン特集!

夏が近づくにつれ、家の中でも暑くてエアコンをつける事も多くなってくると思います。ここ数年は、地球温暖化の事もあり100年前と比べると、平均温度が1~2℃程度上昇しているようです。また、異常気象とも言われる年もあり、真夏の暑さは半端なくなってきてます。暑い時にはエアコンが当たり前となっていますが、エアコンによる電気代も心配ですよね。家の断熱性能を上げる事で、室内の温度上昇を抑える事は可能ですが、既にもう家を建ててしまった人が断熱性能を上げる事は難しいですよね?特に壁・天井・床の断熱性能を上げる事は、リフォーム工事を行わないと出来ません。
しかし、この夏の日差しを抑える事が出来れば、室内の温度上昇をい抑える事が可能です。その方法を今回は紹介します。

目次
この記事の筆者 あゆ‐ゆた

住宅や病院などの施設関係の建設業(大工工事全般)に携わる経歴を持つ。現在は、住宅や欠かせない建材メーカーに勤務。エクステリア商材の扱いも有。年間で600軒以上の図面を見て積算も行う。インスタグラムも運営中(フォロワー数3.4万人)家を建てる方へ、業界人しか知らない情報等を発信中。詳しいプロフィールはこちら

夏・温度の出入りは主に窓からです!

出典:www.ykkap.co.jp/info/madokoto/power/

窓や玄関などの開口部からが熱の出入りが一番大きいです。だからこそ、今一番住宅での断熱性能を上げるために、サッシを性能の良いサッシを選択する事で、家の断熱効果を上げる事が一番の近道を言われています。
ひと昔前のアルミサッシに単板ガラス1枚のサッシから、現在はアルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシの普及が増えてきました。これから新築を検討されている方にとって、サッシをあまり重要視していない方が多いと思います。どうしてもキッチンなどの水回り設備に目が行きがちです。また、家の断熱性能を上げるために、断熱材に目が行きがちですが、断熱材よりもサッシにこだわる事で家全体の断熱効果を上げる事が出来ます。

サッシについては、別記事にも書いてますので、参考にして下さい。

https://a-yu-yu-ta.work/サッシを高性能に%ef%bd%9e熱の出入りは窓からが一番%ef%bd%9e/

夏の日差しによる日射熱対策

外よりはマシかもしれませんが、夏場は家の中も暑くなります。夏の日差しをカットするために、日本では昔からすだれ・よしずといった商品があります。これは、直射日光を遮る事で、夏の暑さを軽減するために日本では昔から取り入れられてきました。
勿論、現代でも使用している家庭も多い事でしょう。しかし、現代の家は和風の家より洋風の家が多くなってきています。和風の家であれば、よしずやすだれでも全然合うと思いますが、現代の洋風の家に昔ながらのすだれを取付をするって何か勿体ないと私は思います。ましてやこれから新築を建てる方が夏暑いからすだれを・・・って最初から思っている人は少ないですよね?
しかし、今は良い商品があるんです。

外付けロールスクリーンで対策を

出典:www.lixil.co.jp/lineup/window/styleshade/case/#anchor01

外付けのロールスクリーンがあります。これであれば、洋風の家でも合います。また、この商品の良いところは使わない時はロールスクリーンですので、使わない時はスクリーンが収納されると言った点です。夏場は暑いから太陽光を遮りたい!
でも冬場は?冬は暖かい太陽の光を取り入れたいですよね?冬場は収納しておけば、太陽光を取り入れる事が出来ます。よしずやすだれであれば、冬場は設置したものを外さなければいけませんが、この商品はそんな手間も不要!使い勝手も抜群です。

内側にカーテンやブラインドなどで遮熱は出来る?

勿論、遮熱は可能です。但し、遮熱だけで考えると、部屋内側から行うよりも、部屋外で行った方が遮熱の効果は
絶大です。その理由は部屋内側で遮熱を行う場合、部屋の中(サッシとカーテンの間)に熱が溜まりますよね?しかしながら部屋外で遮熱した場合は、まずは外で熱をカットしているわけですから、家の中に入ってくる熱量は少なくなるというわけです。こと太陽に光により熱を遮熱する事だけを考えれば、外で熱をカットした方が良いというわけです。

外付けロールスクリーンのおススメなメーカーは?

実は外付けロールスクリーンは多くのメーカーさんから発売されています。
それぞれのメーカーさん特徴がありますが、基本的には同じ仕様と言っても大丈夫です。各社が出している性能面で多少異なりますので、カタログに載っている性能をまとめてみましたで参考にして下さい。

YKKAP製 『アウターシェード』

出典:https://www.ykkap.co.jp/products/ex/item/series/outershade/example/

アウターシェードは商品をリニューアルして、生地をバージョンアップしています。朱子織(しゅしおり)の二重織によって、外から室内の様子が見えにくくなったとの事です。生地は4色ですので、選ぶ色は少ない事がデメリットでしょうか?一番人気の緑色での日射熱のカット値は83%カットとなってます。
参考定価はW2000×H1300 ¥34,800- W2000×H3100 ¥50,200-

LIXIL製 『スタイルシェード』

出典:www.lixil.co.jp/lineup/window/styleshade/

スタイルシェードの特徴は、ボーダー色の生地があるという事です。このボーダー色は夜でも部屋の中が見えにくい効果があるとの事ですが、夜にロールスクリーンを下げる?夜は日射熱をカットする必要がないから、ロールスクリーンをせずに上げておくのでは?と個人的に思っています。生地が緑色の日射熱カット値は83%となってます。
参考定価はW2000×H1300 ¥29,000-~ W2000×H3000 ¥35,500-~

三協立山アルミ製 『ラクシェード』

出典:https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/awning/rakushade/index.html

ラクシェードは生地色と生地を収納できるBOXの色が両方とも6色あります。アルミ部分の色が一番多い事が特徴でしょうか。カタログには詳しく冷房の削減費用が載っています。

出典:三協立山アルミ カタログより抜粋

緑の生地での日射熱のカットは79%です。
参考定価 ¥W2000×H1390 ¥32,800~ W2000×H3000 ¥45,300

ニチベイ製 『ソヨカ』

ソヨカと特徴は、生地が破れたなどの事があっても簡単にメンテナンス(取り換えが現地で可能)が容易であるという事ですね。日射熱のカットは86%です。
参考定価 W2000×H1300 ¥46,200 W2000×H3000 ¥63,200

TOSO製 『マイテックアウター』

マイテックアウターの最大の特徴は、途中で止める事が出来る事です。他のメーカーの製品は、基本的に収納する部分は半自動で話すと勝手に収納されていきますが、TOSO製は任意の場所に止める事が出来るクラッチ式があります。個人的には途中で止める事があるのかな?と思います。途中で止めたら暑い日差しが入ってくるのでは?と思います。
日射熱のカットはTOSOは他のメーカーと比べて違う表記をしているため、比べる事が出来ません。分かりにくい事ではマイナスな分でしかないと私は思います。
参考定価 W2000×H1300 ¥33,900~ W2000×H2500 ¥42,700~ ※マイテックアウターはH2500が最大寸法になります。

BXテンパル製 『まどかぜ・シェード』

まどかぜシャードは、スクリーンの生地色は11色です。しかし、11色でも白っぽい色が4色あります。生地によっては、日射熱取得率が異なります。0.12~0.37です。共通色の緑の場合は、0.15ですので、約85%カットとなります。
商品サイズも多くはないですね。窓の大きさよりも大きければ良いと言った考えでしょうか。
参考定価としては、W2000×H1000 ¥38,800~ W2000×H2500 ¥47,530 ※まどかぜ・シェードはH2500が最大寸法になります。

セイキ販売 『サングッドⅡ』

出典:https://www.seiki.gr.jp/products/screen/sun/

サングッドⅡは生地色が11色と多い事が最大メリットではないでしょうか。まどかぜシェードも同様11色ですが色の種類で言えばサングッドⅡの方が種類が多いと思います。緑色での日射熱のカット値は79%カットとなってます。
参考定価 W1800×H1300 ¥21,900 W1800×H3000 ¥35,900

まとめ

各メーカーの性能や価格などをまとめました。勝手におススメも入れています。個人的には、高い商品であればそれなりの効果が必要ですし価格と性能のバランスが必要だと思います。

これからもっと暑くなっていきます。例え樹脂サッシなどの高断熱サッシを使用していても、部屋の中が暑くなる事は間違いありません。外から熱のカットが出来ればエアコンの効率も上がりますし、快適な住空間になります。

また、新築を計画の方も必見だと思います。正直、価格はそこまで高い金額ではないと思います。しかし、後で取付を行うとなった場合、1Fやバルコニーのある2Fであれば問題ありませんが、2Fのバルコニーがない部分に取り付けとなると、足場が必要になります。
下手したら足場を組み立てる費用の方が高い事も考えられますので、新築時の場合でも検討してみてはいかがでしょうか。

このブログが皆さんの今後の家づくりに役に立てば幸いです。

最後まで読んで頂き有難う御座います。他にもためになるブログが沢山ありますので、参考にしてください。

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