- 実際に私が予算100万円以内で見積依頼を行った時の事を告白
- 100万の予算だと結果としては最低限の外構にしかならない
- 間に合うのであれば、外構の予算を上げて欲しい
100万円での予算でどこまでできるか・少しでも安く外構工事をするにはどうしたらいいかを解説していきます。
ずばり言えば、外構工事は想像しているよりも金額が高いです。

外構工事って高い…こんなにするの??

外構工事は高い!でもあんまり知られてないよね!
外構工事って実は高いんですけど、最初の外構工事の予算取りが低いために勘違いしている人が多いです。
ちなみに、、、あなたの外構工事の予算って100万ではありませんか?
その理由は…ハウスメーカー・ビルダー・工務店の予算計画書に
外構工事は100万円と書かれているからではありませんか?

実は僕の時も見積の予算い外構工事は100万円となってたよ…

100万円の外構工事って何が出来るの?出来れば外構工事も
安く(おしゃれに)仕上げたい!!
外構工事の予算が100万円だと何が出来るのか参考にして下さい。
気になるところへ読み飛ばす
一般的な外構工事の費用っていくらなの?


外構工事の費用って大体いくらなの??

基本は建物の金額の10~15%って言われているよ!!
外構費用は一般的に建築費用の10%~15%かけると建物に見合った外構になると言われています。
2,000万の家であれば、200万~300万程度外構工事に掛ける事が出来れば、建物に見合った外構になるという事です。

えっ?高い…高すぎる…
そんなに予算はないよ…

10~15%は根拠のない数字だから大きく気にしなくて大丈夫だよ!
庭の大きさや庭の形・高低差などによって外構工事の費用は大きく変わるので10~15%は根拠のある数字ではありません。。


高低差が激しい土地の場合は、土留めを行うためにのブロックなどが必要なため
外構費用が高くなりがちです。
しかし、家は立派だけど外構が残念…って家を見た事がありませんか?

うん、よく見る気がする…
それは、建物にお金を掛けすぎて外構にお金を掛けれなかったパターンの家です。
外構は、家をオシャレに見せる事が出来る工事ですので
是非外構工事にも力を入れて、打ち合わせを行う事をおススメします。
何故外構工事の予算は100万円なの?


どうして外構工事の予算って100万円ってなっているんだろうなぁ…

理由はね…建物にお金を使って欲しいからだよ!!
あなたの全体の予算って決まっていますよね??
土地や建物・外構費用に新規で買う家具・家電・カーテンや照明に…
といった感じで全体としての予算があるはずです。
仮に全体の予算を3,000万にした場合
ハウスメーカー・ビルダー・工務店は、この予算3,000万を
いかに自分の所にお金を使ってもらうかを考えています。
そのため、出来るだけ施主に意向に沿った安い土地、照明、カーテン、
そして少しでも安い外構の予算にして建物にお金を使って欲しいと考えているからです。

本当に施主の事を考えているのであれば、
最初から外構の予算を200万・250万って取ってほしいよね…

つまり・・・最初から外構の予算が200万・250万になっていない場合のハウスメーカーや工務店は施主の事を考えていないってことだね!
外構工事100万円でどこまで出来る?


でも…正直…予算が100万円ぐらいしかないし…とりあえず予算100万であればどこまで出来るのかなぁ…??

僕が見積とった予算100万円の見積金額と、パースを公開するよ!


まずは、化粧ブロックを既存コンクリートブロックの上に積んでいます。
しかし、その上のこのフェンスは、最低グレードのフェンスです。
生垣などがあればオシャレに見えますが、何もないのにこのフェンスだと・・・とてもチープな感じです・・・。

後は、駐車場のスペースが2台分と、アプローチ、門柱、後は、少しだけ緑があるだけ・・・
シンボルツリーもなしですね・・・。家の周りは真砂土仕上で砂利もなしです。
これで、工事費¥1,080,000-(消費税別)になります。


こちらもほぼ同等のデザインになります。多少アプローチ部分が広くなったぐらいです。
シンボルツリーはありますが、シンボルツリーの下部分の緑は見積に含まれていないとの事でした・・・。
こちらの方が個人的には家の雰囲気には合ってる気がしますが・・・あまり変わりませんね!
ちなみにこの金額は約¥980,000-(税別)です。

正直…予算100万円だと…僕の土地では
最低限しかできないって印象かな!!
- 駐車場のためのコンクリート工事
- そして最低グレードのフェンス
- 家の周りの真砂土
- アプローチ
- 機能門柱や表札
最低限の工事は100万円でなんとか可能です。
しかし、カーポートやウッドデッキ・タイルデッキや物置・サンルームなどはありません。
やっぱりせっかくだから…おしゃれにしたいですよね…

特に家に時間を掛けておしゃれにしたのに外構が残念だと嫌かも…

だからこそ、予算がなくても優先順位をつけて外構工事を進めたいよね!
実際に100万円でおしゃれば外構にしている人は沢山いますので
自分の土地にいくら掛かるのかをまずは確認することです。
一度無料サービスを利用し、外構プランと見積もりを早めに貰うことをお勧めします。

外構工事の予算が100万円であれば何を優先する?

100万円しかなかったら何を優先させた方が良いかな?

生活になくては困るものを優先させよう!
予算が100万円の場合は、まず、なくては困るものを優先的に行い、その後あれば便利なものや見た目が良いものへお金を掛けるようにしていきましょう。
- 車の駐車場(タイヤが汚れないように)
- アプローチ(靴が汚れないように)
- インターフォンや郵便受け
- 隣・近所へ迷惑を掛けない土留めのブロックやフェンス
最低限これらはあった方が良い
続いて、あれば便利なものや見た目をよくするものへお金を掛けていきます。
- 物置
- カーポート
- ウッドデッキやタイルデッキ
- シンボルツリーなどの植栽
これらは優先順位としては低くした方が良い
あると便利なものでも、なくても生活は出来ます。
まずはなくては生活に困るものを最優先とし、その後予算が余れば…という考えでOKです。
外構工事100万円でおしゃれにしたい!どこにの依頼したらいいの?

100万の予算で出来るだけおしゃれにしたい!!
どうしたらいいかな…??

色々な外構業者から見積を取る事かな!
自分で探した方が安くなる可能性は高いよ!!
外構工事の費用だけを考えると、ハウスメーカーに依頼するよりも外構専門にやっている業者へ依頼することの方が安くなります。
その理由は、工務店「やハウスメーカーはお金の流れがある以上は利益を取らないといけないからです。


だったら安い外構業者へ直接依頼した方がいいのかぁ?

費用面だけで言えば外構業者へ依頼した方がいいけど
それぞれのメリット・デメリットを確認して選択するといいよ!
工務店・ハウスメーカーへ頼んだ場合のメリット
・保証・メンテナンスが一つの窓口のため、
住宅に何かあった際でも問い合わせ先が一つしかないため楽である。
・外構計画が建物計画と一緒に行う事が出来るため、デザイン関係や庭で行いたい事と建物内で行いたい事の動線を最初から計画する事が出来る。
・建物と外構の工事両方とも住宅ローンに含む事が出来る。
工務店・ハウスメーカーへ頼んだ場合のデメリット
・外構費用が高くなるケースが多い。
・外構業者を選択できる事が少ない。
外構工事業者へ頼んだ場合のメリット
・工務店・ハウスメーカーが間に入ってないため、中間マージンが発生しない分金額が安くすむケースが多い。
・外構のデザインも各種様々であるため、好きなデザインをメインに行っている外構工事を選ぶ事が出来る。
外構工事業者へ頼んだ場合のデメリット
・何か不具合が発生した場合、外構工事業者の問題か、ハウスメーカーの問題かわからない事が発生するケースがあり得る。
その際の保証関係がどちらに確認した方がよいかめんどくさい事があり得る。
・建物の間取りを考えているときに、外構の水栓位置なども計画を行うが、
実際に外構工事業者と計画中にいい案を提案されたが、すでに動かせないなど問題が発生する可能性がある。
・住宅ローンが一緒に組めないケースもあり、外構は別にローンを組む必要がある。
メリットもデメリットもありますので、一概にどちらがいいとは言えません。
いずれにしても早い段階で計画する事が大事だと思います。
よくあるのが、予算が余ったらとか、家が完成してからじゃないと考える事が多すぎてとかの理由で後回しにされる事が多いのが外構工事です。
基本的に、予算が余る事はないと考えていた方がいいです。我が家も最初から何もかも標準仕様で納まってません。
打ち合わせを行っていくうちに、標準仕様でなく、もっといいものをと欲が出るものです。
しかしこれだけははっきり言えます。
外構予算100万円では最低限度の外構にしかなりません。
ハウスメーカーや工務店へ依頼 | 外構専門業者へ依頼 |
---|---|
メリット | |
●問い合わせが一つのため何か問題があった時でも楽
●家(外観)と外構を一緒にデザインするため外構計画が容易 ●住宅ローンに外構費用を組むことが可能 |
●ハウスメーカー分の利益がのらないために同じデザインの場合は費用が安くなる
●外構業者を好きに選択出来る(外構業者も得意・不得意の分野がある) |
デメリット | |
●比較的外構費用が高めになる
●外構業者を選択できない(ハウスメーカー指定の業者) |
●住宅ローンが使えない可能性がある。(別にローンを組む必要がある)
●マスの位置が現地調査でしかわからずデザインに制約がある可能性がある |
予算がないので、外構工事は自分たちでDIY?

外構工事の予算がないから、外構工事については
自分たちで出来ることはしようかな?

自分たちで出来ること・出来ないことを考えて、
これは依頼しよう・これは自分たちでしようと
分けることをお勧めするよ!!
とは言え、中々自分たちで後からやることは出来ないです…
その理由はローンではないため、お金を思い切って使う事が出来ないからです。
住み始めれば、今度は家の事以外にお金が掛かる事が増えて行きます。
おそらく、家にお金を掛けるのは、最初が一番お金を掛ける事が出来ます。
とは言え、DIYでもやれる事はあります。
我が家の場合も、砂場であったり、庭木をDIYでやっています。



しかし、タイルデッキやカーポートはDIYでやるには、専門知識がある程度ないと厳しいのではないでしょうか?
そのため、早い段階で、外構の事も打ち合わせを始めた方が良いです。
つまり外構も併せて家づくりであるという事です。
予算100万円の場合、外構業者の選び方は?安くしたい場合はどうやって探す?


外構業者ってどうやって探したらいいの??

外構業者を探し方を説明するよ!
外構工事を安くするには大きく2つです。
気になる場所へタップして移動出来ます
外構専門業者に依頼する
外構フェンス工事は「外構専門業者に依頼する」の一択です。

外構専門業者ってどんな業者なの??

ハウスメーカーや工務店ではなくてリフォームや
エクステリアの仕事をメインにやっている会社だよ!
実はリフォーム会社やエクステリアの仕事を主でやっている会社でも
更には下請け会社(職人さんなど)へ依頼を行っています。
ハウスメーカーや工務店に依頼すると、さらにその下請けが増えるため、
そして下請けに依頼をした分、中間マージンが発生します。

外構専門業者ってどうやって探したらいいの?
外構専門業者なら、どこでもいいというわけではありません。
そこで利用するのが外構工事一括見積サイトです。
信頼と実績のある外構専門業者に見積もり依頼しましょう。

見積依頼するときのコツを2つ紹介します。
- 同等品であれば材料のメーカーにはこだわらない
- 品質が同じまま安くできる代替案あれば提案してもらう
実績のある専門業者ほど
融通の利くメーカーがあったり、技術的な積み重ねがあったりします。
素人では思いつかないアイデアが、格安で実現することもあるので
専門業者からの提案は、まず聞いてみるというスタンスが大事です。
複数業者から相見積もりを取る
見積依頼するときは、必ず複数業者(3社以上)から
相見積もりをとりましょう。

どうして相見積もりを複数の業者に見積を取った方がいいの?

本当にその金額が正しいのか分からないからだよ!
他にも、競争意識が生まれて、適正価格の見積もりが出やすくなります。
複数の見積を比較するときのポイントをまとめてみました。
- 材料費と施工費が区別されている
- 材料の名称や数量と単価がわかる
- 読み進めていくうちに施工の流れがわかる
材料費がわかるとカタログ定価からの値引率を比較できます。
施工費は業者で違うので、業者の考え方の違いが出やすいです。
一式いくらでは、変更がでたときにチェックできないので注意が必要です。
施工の流れを把握することは、施工不良を未然に防ぐことにつながります。
複数の業者に見積を依頼する場合は、こちらを参考にして下さい。

ちなみに、我が家も利用して見積とプランを貰いました。
その中でアドバイスを貰い、車の駐車方法を変えました!
やはり外構工事を専門で行っているプロからのアドバイスや提案は、自分達では気づけない事が多いです。
また、少しでも費用を抑えるためには必ず比較することが大事です。
最低でも2.3社からプランや見積もりを貰いましょう。
【まとめ】外構工事 100万円では最低限のことしか出来ない
外構工事は想像している以上に高いです。
カーポートやウッドデッキなど欲しいなぁと思っていても土地の形や広さによっては
それ以前の部分にお金が掛かりすぎて出来ないことも予想されます。
そのため、少しでも外構工事の費用を安くしてくれる業者を探すべきです。
では、本記事のまとめです。
最後まで読んで頂き有難う御座います。
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