エコキュートの光熱費はガス給湯器と比べてかなり安いため
エコキュートは一般的な製品になりつつある!
そんなエコキュートを選ぶ時に注意しなきゃいけない部分を徹底解説!
この記事を読めばエコキュート選びに失敗しません!
給湯器として、近年一般的になってきたエコキュート。

実は、選び方があるんだよ?みんな知ってる??
今回は、これさえ見れば失敗しない、エコキュートの選び方をお伝えします。
色々な視点からエコキュートの選び方を確認して失敗のないエコキュート選びをしましょう!
エコキュートって何がいいの?


そもそもエコキュートって何が良いの?

エコキュートの事について少し解説していくよ!
簡単に説明するとエコキュートとは電気で水からお湯を作り、
そのお湯をタンクに1日分を貯めながら使う給湯器です。

オール電化住宅では必須の設備だね!
単価の安い深夜電力を使うことで、光熱費を抑えられるのが人気の秘密です。
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ヒートポンプ技術を使ってお湯を沸かす
エコキュートは「ヒートポンプ」という技術を使ってお湯を作ります。

ヒートポンプって何?

エアコンや冷蔵庫など使われている技術だよ!
ヒートポンプは、空気が圧縮された時に熱を持つという性質を使っています。
電気の力でポンプを動かし、空気をギューッと圧縮します。
圧縮された空気は熱を持つのでその熱を水に伝えることでお湯ができます。
ポンプを動かす電気エネルギーしか使わずに、
そのエネルギー以上の空気中の熱エネルギーを取り出すので、省エネ性が高くなります。

良く分からなくても大丈夫!
つまりは小さい電気の力で熱(お湯)に変える事が出来るって事だよ!

お湯にするのにガスを使うよりもお得って事0だね!
深夜電力を使った、安い電力単価で湯をつくる
エコキュートは深夜電力を使う事で電気料金を安くすることが出来ます。

深夜電力って安いんだね!

深夜電力とは、主にオール電化住宅に向けて用意されたプランだよ!
深夜~翌朝6時ごろまで電気料金単価が大幅に安くなっています。
安い電気料金の時間帯にお湯にすることでお得にお湯を利用出来ます。
そのためガス給湯器に比べて安くお湯を作ることができます。
夜に沸かしたお湯を一日かけて使う
エコキュートに貯めたお湯は一日かけて使っていきます。

一般的なガス給湯器は使うたびに沸かすから、ここが大きな違いだね!
貯湯ユニットの大きさによって、一日に使える湯量が
変わってきてしまうので、容量選びはとても重要です。
貯湯ユニットの容量は460L・370Lが一般的ですが、
その前後のサイズも目的に合わせて選ぶことができます。
エコキュートのメリットって何?


エコキュートのメリットって何?

メリットはなんといっても、光熱費の安さだよ!
その他にも貯湯ユニットに貯めたお湯が災害時にも利用できる部分もあります。
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光熱費がガス給湯器の1/3以下
エコキュートは最も安くお湯を沸かせる方法の一つです。

ガスと比べてどのくらい安くなるの?

ガス給湯器に比べて1/3以下の金額で、お湯を作ることができるよ!
その理由はさっきのヒートポンプの省エネ性と、昼の半額以下という深夜電力の単価の安さです。
省エネ技術と安い深夜電力エネルギーを使うことで、
ガス給湯器に比べて、1/3以下の金額でお湯を作ることができるのです。
緊急時には貯水タンクとして使用可能
エコキュートは大型の貯湯タンクを備えているので、緊急時に水(湯)が取り出せます。
この水(湯)は、停電や断水の時でも取り出しが可能です。

停電の時に使えるのは良いね!
タンク内は、お湯を使った分だけ水が補充されるので、常に満タンになっています。
災害時に300L以上の水が使えるのは大きなメリットです。
エコキュートの水は飲めません!飲料水としては利用出来ないのでご注意下さい。
エコキュートのデメリットって何?


やっぱりエコキュートにもデメリットってあるの?

光熱費の安さが魅力だけど…もちろんデメリットもあるよ!
デメリットの解説と、その対処法について解説していきます。
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タンク容量を使い切ると湯切れする
エコキュートはタンクの中の湯を全て使い切ると湯切れという現象があります。

湯切れを起こすとどうなるの?

お湯が使えなくなってしまうよ…
この湯切れに対しては2つ対応策があります。
- タンク容量を大きめのものにする
- 夜だけでなく、昼間にも湯沸かしをして湯を補充する
そうする事で湯切れが起きないようにすれば大丈夫です。
タンク容量に関しては、この後の選び方編で詳しくお伝えいたします。
シャワーの水圧が低い
エコキュートの弱点として、水圧が弱いです。
エコキュートの水圧は、ガス給湯器のおよそ半分程度となっています。

半分だと…水圧が心配だな…

ガス給湯器を使っていた方は、水圧の低さを感じるかもね!
エコキュートはタンクの保護を目的として、水圧が上げられなくなっています。
例えば、2Fに浴室がある間取りなど水圧が低い可能性が高い場合は、「高圧型」と呼ばれるエコキュートをオススメします。

高圧型であれば、ガス給湯器に近い水圧で給湯可能だよ!
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エコキュートを選ぶポイントと注意点


エコキュートを選ぶ時の注意点ってあるの?

実際にエコキュートを選ぶ際のポイントをご紹介するよ!。
住宅会社の「標準仕様」をそのまま選択するのはもったいないです。
しっかりと目的に合わせた機種を選べるようにチェックしてください。
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貯湯ユニットの容量を考える
エコキュートの容量は370L・460Lの2つの容量が一般的です。
メーカーを絞れば500L以上の大容量の物もあります。
考えるのは以下の2つです。
- 1日にどれくらいのお湯を使うのか
- エコキュートは1日にどれくらいのお湯を使えるのか
に分けて解説します。
1日にどれくらいのお湯を使うのか(4人家族の場合)
項目 | 1日の使用料 | 家族人数 | 小計 |
---|---|---|---|
シャワー | 50L/人 (約5分間) | 4人 | 200L |
お湯はり | 200L/1回 | 200L | |
洗面など | 20L/人 (約3分間) | 4人 | 80L |
その他 | 50L/日 | 50L | |
合計 | 530L |
4人家族で1日に使う湯量は530Lとなりました。
エコキュートは1日にどれくらいのお湯を使える?
エコキュートはタンク容量の約2倍の量のお湯を使うことができます。

えっ?そうなの??

貯湯タンクのお湯は薄めて使うんだよ!
エコキュートのお湯は65℃~85℃程度の温度で、タンクに溜まっているため
40℃で使いたい場合は熱いお湯を薄めて使います。
例えば、80℃のお湯を0℃の水道水で、40℃になるまで薄めて使った場合、
約2倍の量になるので、容量が370Lの機種であれば740L使える計算になります。
つまり今回の4人家族の場合、370Lのエコキュートで十分な容量です。
但し、家族以外にも湯を利用する機会が多い場合は
(親が泊まりに来るなどが多い)注意が必要です。
省エネ性能チェックする

省エネ性能って??

省エネ性能は「年間給湯保温効率」という指数で表示されているよ!
年間給湯保温効率 | 省エネ性能の評価 |
---|---|
3.6以上 | 省エネ性能:高い |
3.3以上 | 省エネ性能:普通 |
3.0以下 | 省エネ性能:低い |
省エネ性能は高ければ高い程いいです。
年間給湯保温効率が0.1変わると年間電気代が600円~1000円程変わります。

寒いエリアはお湯を作るのに多くのエネルギーを使うから省エネ性能で大きく光熱費が変わるよ!
付加機能も検討する
エコキュートには、お湯を沸かす以外の付加機能がついている機種があります。
オススメの付加機能をご紹介します。
ふろ熱回収
ふろ熱回収は浴槽のまだ温かい残り湯から、熱のエネルギーだけを、
貯湯タンクに戻す機能となります。

あまり意味が分からないかも…

簡単に言えば、暖かい熱を無駄にしない事で省エネ効果があるよって事!
年間保温給湯効率を0.2上げる効果があるので、その省エネ効果は大きいです。
各社の呼び方は以下の通りです。
三菱電気:ホットりたーん
パナソニック:ぬくもりチャージ
泡入浴機能
浴槽内を細かい泡で充満させることで、温浴効果と保湿効果を高める機能です。

これがまた気持ちいいんだよね!

そうなの?効果があるって良いよね!
購入者満足度が高く、人気のある機能なので各社力を入れています。
三菱電気:ホットあわー
ダイキン:ウルトラファインバブル
日立:快泡浴
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2021年度版 おすすめのエコキュート

今回の、エコキュートの選び方に沿って、オススメの機種を紹介いたします。
パナソニック製 JPシリーズ

・省エネ性能:4.0(年間保温給湯効率)
・AIエコナビ搭載で最大35%の省エネ
・高圧タイプでストレスのない、シャワー水圧
パナソニック製JPシリーズの特長はその省エネ性能です。
年間保温給湯効率は業界トップクラスの4.0で、それに追加してエコナビがついています。

エコナビの効果は年間保温給湯効率に反映されていないから
効果を含めると省エネ性能は間違いなくトップだよ!

省エネを求める人はJPシリーズが良いって事ね!
パナソニックJPシリーズをもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

三菱電機製 Pシリーズ

・省エネ性能:4.0(年間保温給湯効率)
・ホットあわー搭載で快適な入浴体験
・高圧タイプでストレスのない、シャワー水圧
三菱電機製Pシリーズの特長はホットあわーと呼ばれる泡入浴機能です。

さっきの泡のやつね!
通常の泡の約1/1000のサイズの泡で浴槽を充満させ、泡で体を包みます。

この泡の効果で、入浴後に保温や保湿効果が得られるよ!
三菱電機エコキュートPシリーズについてもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

ダイキン EQ46(37)VFV シリーズ

・省エネ性能:3.3(年間保温給湯効率)
・水道圧320kPaで他社より優れたシャワー水圧
・ウルトラファインバブル入浴で温浴・美肌効果
ダイキンの特徴はシャワー水圧です。
フルオートタイプのすべての製品が高圧タイプとなっています。

水道圧が320kPaだから他の製品に比べると水圧が高いよ!

2階や3階にお風呂がある人におすすめって事ね!
ダイキン製エコキュートVFVシリーズについて詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

東芝 ESTIA プレミアムシリーズ

・省エネ機能:3.6(年間保温給湯効率)
・製品保証5年間で安心の長期保証
・銀イオンの湯で浴槽を清潔に保つ
銀イオンの湯は菌発生後30分後には99%抑制できる除菌能力があります。
浴槽内の清潔さを保つことはもちろん、
洗濯に使う場合なども清潔な残り湯が使えます。

清潔な湯って事が良いよね!

保証期間が他社の1年間に対して、東芝は5年間の長期保証って部分もプラスかな!
東芝製エコキュートESTIA(エスティア)をもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

日立 BHP-FV46(37)TD

・省エネ機能:4.1(年間保温給湯効率)
・水道直圧式の「ナイアガラ出湯」
・高速湯はり
日立の特長は高い省エネ性能と水道直圧式のナイアガラ給湯です。
他社のエコキュートは貯湯タンクからお湯が出ますが、
唯一、日立のエコキュートだけはタンクを通らずにお湯が出ます。

え??そうなの??でも…それだと何がいいの?

タンクのお湯を使わないから、ガス給湯器と同じ水圧と水道水そのままの水質でOKって事だよ!
日立製エコキュートFVシリーズをもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

コロナ CHP-HXE46(37)AY
・省エネ機能:4.0(年間保温給湯効率)
・「省エネ保温」では水位検知機能で人の入浴を検知。最大36%省エネ
・優れたスマホアプリで利便性が高い
実はコロナは日本で初めてエコキュートを製品化した会社です。
高い省エネ性と、使いやすい操作性が特長です。
「省エネ保温」では、人が入浴した際の水位情報を検知して、追炊きを開始します。
逆に、水位変化が無い時間は、無駄な追炊きをしません。

無駄な追炊きをしないって事は省エネって事だね!
スマホアプリでは、屋外からでも「お湯はり」や「沸きまし」操作が可能です。

アプリではさらに、「遠隔見守り」機能も付いているよ!
離れた家族が使うエコキュートの動きを見て、安全を確認できる機能です。
\ 10年間の無料保証付き /
まとめ:エコキュートの選び方とおすすめ商品を丁寧に解説!

今回は、新築時のエコキュートの選び方について解説しました。
毎日使う設備のため、標準をそのまま選ぶのではなく、しっかりと検討しましょう。
では本日のまとめです。
最後まで読んで頂き有難うございます。
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