新築やリフォームの時に太陽光発電を検討する方は多いと思います。特に、今はZEH(ゼロエネルギーハウス)を国が推奨している事もあり太陽光発電は今以上に普及する事になると予測されます。
しかし、その太陽光パネルを導入する時に、どのパネルにしたら良いのか、どのメーカーの商品にしたらいいのか悩みますよね?勿論、工務店やハウスメーカーから言われるメーカーもあると思います。しかし、本当にそのメーカーで正解ですか?
太陽光って思ったより高い金額ですので失敗しなくないと考える事は当然だと思います。
メーカーによって単結晶シリコン、多結晶シリコンなど様々です。
しかし、種類が重要なわけではなく、導入する時に、発電量重視なのか、金額が安い商品がいいのか悩むポイントは多くあります。
しかし、大事なのは初期投資をした分、元が取れるかどうかだと思います。
そのためには、自分の家にはどの太陽光のメーカーが良いのか、知らなければいけません。
ここでは、太陽光パネルのメーカーの特徴を紹介しおすすめのメーカーをご紹介します。
この記事を読めば太陽光パネル選びに失敗しないようになりますので、是非最後まで読んで下さい。
自分の家に合うメーカーはどれ?
全てにおける事ですが、初めての場合は分からない事が多いです。まずがどのように選ぶかポイントを押さえましょう。
選ぶポイントに対して、より強いメーカーがありますので、自分の中で一番優先しているものを選ぶ必要があると思います。
また、どのメーカーが自分の家に合うかは、各家庭によって家の作りや、構造、向きや回りの環境によって様々です。一概にコレが良いよとは言えません。
しかし、自分の家での太陽光について何を優先にするかは判断できると思います。そう、太陽光パネルも土地探しと一緒で優先順位で選ぶ事もあるという事です。
では実際に選ぶポイントを上げていきます。
⓵変換効率・・・変換効率は、太陽光パネルにとって最も大事な数字と言えます。太陽光パネルの各メーカーは必ずカタログなどに変換効率の数字が記載されています。変換効率とは、1㎡あたりの数字となりますが、理解してもらいたいのは、この変換効率が大きい数字が、太陽光パネルの性能が高いと思って貰って間違いありません。
同じ大きさのパネルであっても、発電量が異なる事は多いです。誰でも同じことを思ういますが、同じ金額であれば多く発電するパネルの方が良いですよね?売電を重視している方は特にそうです。
⓶サイズを確認・・・設置をする屋根が広い場合はあまり悩む必要はありませんが、屋根部分が小さかったり、複雑な形をしていてあまり太陽光パネルを載せるスペースがない場合は、サイズが小さい太陽光パネルを選ばなければなりません。それでいて発電量の高い製品という感じで選んでいかないと、あまり載せれない+発電量が低いとなると、あまり売電収入も見込めません。
⓷価格・・・やはり最終的に一番大事なのは価格ですよね?勿論初期費用も選ぶ時の大事なポイントになりますが、最終的には元が取れるかどうかも選ぶポイントになります。
⓸保証期間・・・長く使用しないと、元を取る事が出来ない商品になるので、メーカー保証期間は大事です。勿論、機械である以上不具合は必ずあります。何の電化製品でもそうですが、たまに外れ品はどうしても市場に出回ってしまいます。その時に対応がどうなるか、期間は長ければ長いほどいいのは間違いありません。
上記の⓵~⓸については必ずチェックしたい項目です。
太陽光は決して安い商品ではありませんので最低限の5つはチェックしましょう。
チェックポイントをメーカー別ランキングで表示
まずは太陽光パネルを扱うメーカーはどれだけあるのか知っていますか?国内メーカーと海外メーカーがありますが、全部で26社あります。
『国内メーカー』
●パナソニック
●東芝
●京セラ
●シャープ
●三菱電機
●ソーラーフロンティア
●長州産業
●ノーリツ
●リクシル
●ソラキューブ
●カネカ
『海外メーカー』
●カナディアンソーラー
●サンパワー
●サンテックパワー
●キングダムソーラー
●トリナソーラー
●ファーストソーラー
●インリーソーラー
●ハンファQセルズ
●アップソーラー
●ソーラーワールド
●JAソーラー
●RECソーラー
●ジンコソーラー
●レネソーラー
全部で26種類のメーカーがあります。こんなに多いとどれが一番良いのか分かりませんよね?
そこで先ほどの⓵~⓷のチェックすべき項目で検討してみたいと思います。

※変換効率ランキング 2018年10月調べ
グラフを見れば分かりますが、今発売されている太陽光パネルの変換効率は東芝が一歩リードしています。
しかし、価格で見ればネクストエナジーが一番安いです。
※上記金額はあくまでも参考にして下さい。実際の見積と金額が変わると思います。
保証期間に関して言えば、システム15年保証・出力保証25年が一番長いです。ちなみに、長州産業はシステム保証・出力保証ともう一つ、雨漏り保証という保証を設けています。保証だけを取ると長州産業が一番良いのでは?と個人的には思っています。
発電量で計算した場合は?
発電量での比較もしてみます。各メーカーのホームページでの計算となります。
カナディアンソーラーの場合 年間発電量6,563kwh/年 ※枚数22枚 5.5KWの場合
東芝の場合 年間発電量6,514kwh/年 ※枚数15枚 5.4KWの場合
結果を見て分かるように、シミュレーションでは発電量はほとんど変わりません。
例えば、これを価格で計算して見ると
カナディアンソーラーの場合 5.5KW×26.2万=144.1万
東芝の場合 5.4KW×31.7万=171.18万
上記の結果を見ると分かりますが、必ずしも変換効率が良い商品が一番発電するわけではないという事です。
まとめ
太陽光パネルのメーカーでどのメーカーが良いのか。個人的な見解ですが、太陽光パネルを多く載せる事が出来る程広い屋根(片流れ屋根など)の場合であれば、ネクストエナジーやカナディアンソーラーで良いと個人的には思います。
多く載せる事が出来るのであれば、交換効率が良い商品でなくても、載せる量によっては発電量は変わらないからです。
しかし、載せるスペースが少ない屋根(寄棟屋根など)の場合は少ないパネル枚数でも発電させないといけませんので、東芝製などの変換効率がいいパネルを載せないと発電量が少ないと思います。
ケースバイケースになりますので、その辺りは施工業者に相談する事です。しかし、ハウスメーカーや工務店の人が太陽光について詳しい人は少ないです。出来れば専門業者に相談したいところですね。
年々、売電価格が減っている中で、私達消費者が考える事は、少しでも早く初期投資を回収する事です。つまり、初期投資をいかに安く、より効率良く発電してもらう太陽光パネルを選ぶ事が必要になります。
太陽光パネルで一番大事な事は10年間で元が取れるかです。そのためにも、年々売電価格が下がってきていますので、初期投資の太陽光パネルをいかに安く載せるかが大事になってきます。
ちなみに、太陽光って業者によって金額が全然異なります。
複数の会社から見積を取らないと、損することになります。大事な事なのでもう一度言います。
太陽光は必ず複数の会社から見積を貰って下さい。
今はネットで簡易見積を貰う事も出来ます。大体の金額が分かる事は目安になります。
簡単に最大5社の見積が貰えるサイトは下記のサイトです。
太陽光パネルの見積一括サイトで見積を取ると、しつこい勧誘があるとか、沢山電話がるというイメージがどうしてもありますよね・・。しかし、グリーンエネルギーナビであればそんな心配は要りません。
確かに電話は掛かってきますが、一度対応さえすればしつこく電話が掛かってくる事はないですし、何より分からない事は聞きたい放題です。しっかり利用できるところは利用しましょう。
他にも私がおススメしているのはソーラーパートナーズです。おそらく太陽光を調べている方は一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ソーラーパートナーズから紹介される施工業者は、加盟審査通過率9.8%というかなり厳しい審査を通過した施工業者となります。厳しい審査ですので安心して任せる事が出来る点は嬉しいですよね。
また加盟している施工業者が共同で仕入れを行う事で各メーカーから低価格で仕入れを行っているとの事なので、同じ商品、同じKW数のパネルでも他社と比べて安く導入出来る可能性が高いです。
一度見積を取る事で大体の金額が分かりますので、検討してみてはいかがでしょうか?
このブログが皆さんの今後の家づくりに役に立てば幸いです。
太陽光については他にも記事にしてますので参考にして下さい。
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