新築、もしくは家を建てた後にサンルームが欲しいけど…こんな悩みはありませんか?
- サンルームを検討しているけど、失敗したくない
- メリット・デメリットをちゃんと確認したい
- なるべく費用を安く取付を行いたい
新築住宅にサンルームを取り付けるかどうか悩んでいる人は多いです。費用も安くないし…と足踏みしている人もいます。
だからこそ…付けなきゃよかった…と後悔することは避けたいですよね。
でも、安心してください。
本記事では、サンルームについての悩みや失敗しない方法、注意したい事などを紹介していきます。
快適なサンルーム生活を送るためにもこの記事を参考にして下さい。
サンルームとは?サンルームで何が出来る?


そもそもサンルームって必要なの?

必要かどうかは使い方によって変わってくるよ!
たとえばこれからあげるような目的で使いたい場合設置を検討してみることをおすすめします。
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洗濯干しが出来る
サンルームは洗濯物を干す場所として使用することが多いです。
メーカーが出している後付サンルームも洗濯物を干す場所として想定されています。
- リビングなど生活空間に干すより邪魔にならない
- 日光が当たりやすい設計のため室内よりも乾きやすい
子どもやペットの遊び場として利用できる
子どもやペットの遊び場として使う人も多いです。

もう一つ部屋が出来る感覚だね!
- 室内が汚れることが少ない
- ゲージよりも広いため、ペットの伸び伸び遊べる
くつろぎ空間になる
サンルームはくつろぎ空間として活用することもできます。

特に近隣の目が気になる庭などにおすすめだよ!
せっかくの庭があるのに…近所の目が気になる人にとっては最適な商品です。
- 目隠し対策をしていれば近隣の目を気にしなくてOK
- 家にいながら太陽光を浴びてゆっくり出来る

お茶を飲んだり、家族とおしゃべりってなんか優雅だね!
自転車置き場として利用
サンルームは自転車置き場として使うこともできます。

サンルームに自転車をとめるのって大変じゃないの?

サンルームは種類が2種類あるんだよ!部屋の延長として設置するものだけでなく、地面の高さに設置するものもあるんだ。
- 部屋の延長のように設置するもの(床納まり)
- 地面の高さに設置するもの(土間納まり)
土間納まりであれば、自転車を置くことが出来ます。
自転車の盗難防止や直接風雨にさらされないように保護することが可能です。
サンルームって後付はできる?


サンルームって後付はできるの?

基本的にはできる!ただ、注意しておかないといけないこともあるよ!
新築の外構が、引渡しと同時でない場合やしばらく住んでからサンルームが取付出来るか気になるポイントですよね。
注意点を踏まえて解説していきます。
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後付ができる
サンルームは後付することができます。
新築工事のときに取り付けるかどうか迷っても完成後に改めて取り付けることができます。

各メーカーが後付けタイプの商品を販売しているよ!
- リクシル:サニージュ
- YKK:ソラリア テラス囲い
- 三協アルミ:テラス囲い 晴れもようWith
場所によっては取り付けられないこともある
サンルームは建物の柱や梁にビスで固定する商品です。
基本的に木造の場合は問題ありませんが、取付出来ない場合もあります。
- 軽量鉄骨の家
- RC(鉄筋コンクリート)住宅
- タイルの家
- 2Fからの落雪がある場所
- エアコンの室外機・ホース配管が邪魔な場所
取付が出来ない場合もあり得るために、必ず業者へ見てもらいながら可能か確認しましょう。
建物の保証が効かなくなるかも
サンルームの商品は、外壁にビス固定する商品がほとんどです。
そのため、外壁に穴が開くことは雨漏りの心配などもあります…

そういった可能性があるから保証が効かなくなる場合もあるんだよ!

それはイヤかも…
仮に雨漏りが発生し、サンルームが原因でなくても保証対象外の可能性もあります。
必ず取付前には建てたハウスメーカーや工務店などへ確認をしましょう。
建物に固定しない独立タイプもあるため気になる場合は独立タイプの検討もしよう!
サンルームのメリット


サンルームのメリットを知りたい!

サンルームのメリットを紹介するよ!
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天気に左右されず洗濯干しができる
サンルームのメリットはなんといっても天気を気にせずに洗濯物を干せることです。
- 花粉やPM2.5 が洗濯物につかない
- 急に雨が降ってきても取り込む必要がない
- 天井からも太陽の光が入ってくるので普通の部屋干しより乾きやすい
- 側面から空気を取り込めるようになっているので部屋干しより乾きやすい
サンルームで洗濯物を干すようにすれば生活のクオリティが上がることを期待できます。
開放感がある
サンルームは側面と天井がガラス張りのため開放感があります。

ガラス張りだから視線が抜けて開放感があるよ!
また、単純にサンルームの分広くなるため、開放感が出ます。
サンルームにテーブルや椅子をおいて、太陽の光をいっぱいに浴びながら
家族でお茶をしたりするならサンルームの開放感を存分に味わうことができる。
室内の断熱
サンルームは住宅内の断熱効果を期待できます。

サンルームの中ではなく、家自体の断熱効果だね。
サンルームの空間が断熱の役割になり、二重窓のような効果を生み出してくれます。
結果として室内の冷暖房費の節約につながります。
サンルームのデメリット


サンルームのデメリットってなに?

サンルームのデメリットを解説していくよ!
夏暑く冬寒い
外気の影響をもろに受けるため、サンルームは夏は暑く冬は寒いです。
とくに夏場はサンルームの空間だけでなく床も高温になるため注意が必要です。
- 熱線カット効果のある屋根材にする
- 断熱性の高いカーテンを付ける
- サンルーム内にファンヒーターなどを使用する
できるだけ直射日光を避けるようにしましょう。
固定資産税が増える
サンルームは取り付けると固定資産税が増えます。
建物の床面積の一部とみなされるからです。
一般的な大きさのサンルーム(6帖):15,000〜20,000円/年 程度
事前に固定資産税の増額を想定しておくなら
後で想定外の出費が生じることを避けられるでしょう。
落雪に弱い
サンルームは上から重量物が落ちてくることを想定していません。
そのため、サンルームは落雪に弱いです。
とくに雪が溶け始めた時、まとまった雪が屋根から落ちてくる落雪はサンルームの天井を傷めてしまう可能性があるため注意!
近年多くの地域で年間積雪量が増えているため注意が必要です。

耐積雪量に関してもカタログで確認しておこう!
雨音がうるさい
サンルームは雨音がうるさく感じる可能性があります。
雨が当たる音が直接室内に響いてくるからです。
- サンルームの入り口の窓を締める
- 雨音を小さくするタイプの屋根を取り付ける
- シャッターがある場合はシャッターを閉める
汚れる・掃除が大変
サンルームは全面が透明のため汚れが目立ちます。
近年は黄砂やPM2.5が混じった雨が多いたので
特に汚れが目立つと感じる可能性があります。
こまめに掃除することが一番です。
しかし、掃除が難しいことは間違いありません。
庭が狭くなる
サンルームを設置すると庭が狭くなります。
ある程度広い庭であれば気にならないかもしれませんが
狭い庭だと残ったスペースを有効活用するのが難しくなってしまう可能性があります。
サンルームを設置する時の注意点は


サンルームを取り付ける時の注意点ってある??

注意点を解説していくよ!
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南側に取り付ける
サンルームの良さを十分に活かすために、取り付けるときは南側にしましょう。
北側に取り付けるなら十分日光が当たらず、洗濯物の乾きが悪くなってしまう可能性があります。

南側がむずかしかったら?

可能なら南東側を検討してみよう!
落雪の危険がない場所に
住んでいるエリアによって異なりますが、サンルームを取り付けるときは落雪の危険がない場所に設置しましょう。
落雪によってサンルームの天井を傷めてしまう可能性があるため
屋根から雪が落ちてきてもぶつからないか事前に確認してみることができます。
一緒に、つららができて落ちてきても大丈夫かも確認しておこう
照明を準備する
夜暗くなってからも困らないように
サンルームの照明をどうするか事前に考えておくことをおすすめします。
- 外部コンセントを取り付けておきそこから照明を引いてくる
- 電池式の照明器具を取り付けておく
- ソーラータイプの照明器具を取り付けておく

人感センサーつきをおすすめするよ!
サンルームの目的を明確にしてサイズを決める
当たり前の話ですが、サンルームは大きいほど費用が高くなります。
どんな用途に使うかをよく考えて大きさを決めるなら
必要以上に費用を払わなくてすみます。
- 洗濯物干しとして:2間✕4尺(約3.6✕1.2m)
- 子どもやペットの遊び場として:2間✕6尺(約3.6✕1.8m)
- くつろぎ空間として:3間✕9尺(約5.4✕2.7m)
- 自転車置き場など物置として:1.5間✕6尺(約2.7✕1.8m)
目安とし大きさの確認をして下さい。
建ぺい率に影響する
サンルームは建物の建ぺい率に影響があります。
建築物の一部とみなされます。
サンルームの床面積をたしても建ぺい率を超えないか事前に確認しよう
建ぺい率を超えてしまった場合
地震保険や火災保険の保障が適用されない可能性があります。
サンルームを安く取付するには

サンルームどうすれば安く取り付けられるの?

サンルームを安く取り付ける方法を解説していくよ!
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費用が安いタイプを検討する
メーカーの出しているサンルームにはいくつかのグレードがあります。
当然ですがグレードの高いほうが金額が高い!
グレードが高いない製品を使うことで価格を安く抑えられます。
- リクシル:サニージュ
- YKK:ソラリア テラス囲い
- 三協アルミ:テラス囲い 晴れもようWith



グレードの高いものには断熱加工など便利な機能がついていますが
グレードが高くない商品でも、必要な部分だけをオプション採用することで費用を抑える事が出来ます。
オプションは後で買い足さない
オプションを購入する場合あとから買い足さないほうが安くすみます。

あとから買い足すと別途取り付け工事費用が必要になるよ!
なるべく最初から必要と思われる製品の設置を行い、少しでも費用のムダをはぶきましょう。
加工代を出さないよう事前によく設計する
加工代を出さないように事前にしっかりと設置場所を打合せをしましょう。

加工代って何?

規格サイズを現地でカットして長さを調整する事だよ!
規格サイズでは少し小さい、でもその上のサイズはエアコンなどが邪魔で入らない…
こういったケースにカットして少し小さくすること
規格品をカットすると、加工費用を別途請求されることになります。
なるべく加工費用が掛からないように、設置場所などを検討しましょう。
複数の見積もりを取る(相見積もり)
工事をする前に必ず複数の会社から見積もりを取りましょう。

どうして見積りを取った方が良いの?

単純に掛かる費用が業者によって違うからだよ!
- 職人さんに支払う金額が各会社で違う
- サンルームの仕入れを行う金額が各会社で違う
大きくはこういった理由が考えられます。
また、ハウスメーカーへ依頼した場合は、下請け会社へさらに依頼する事になるので費用が高くなるケースがほとんどです。
リフォーム会社は比較的、設置業者と近い場合もある(価格が安いケースが多い)
設置を依頼するのであれば、専門的に外構工事業者へ依頼する事が一番安くなる方法です。
外構工事業者を探す場合はこちらの記事も参考にして下さい。

費用を安くしたい場合は必ず、必ず複数の会社から見積もりを取ろう!
まとめ:サンルームを設置する上で確認したい大事なこと

サンルームを取り付けるとなると決して安くない費用がかかってきます。
後で悔いが残らないように事前に十分情報を集めて
よく検討してから決めたいですね。
では本日のまとめです。
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