ユニバーサルホームはやめたほうがいい？リアルな評判・口コミと床暖房を含むデメリットも一緒の解説

ユニバーサルホームは地熱床システムなど、住宅性能にこだわりをもったローコストメーカーです。

最近では、光熱費（電気代など）の値上がりが続いているため、ランニングコストがかからない高性能な家が建てたいと思っている人が増えています。

ユニバーサルホームは高性能な家が建てられるため検討している人も多いのではないでしょうか。

家づくりは大きな買い物なので、絶対に失敗したくないし理想に近い家を建てたいですよね。

そこで本記事では、建築業界に15年以上携わっている私の観点からユニバーサルホームの特徴や口コミ・評判について詳しく解説します。

ユニバーサルホームはローコスト住宅と言われていますが、しっかりした家を建てる会社です。

家づくりの第一歩であるハウスメーカー選びは非常に大事です。

この記事が読み終わるころには、ユニバーサルホームで家を建てても問題ないのか、やめた方がいいのかがわかりますので最後まで確認してください。

実際にカタログ請求を行い、比較することで費用が安くなったと答えた人が8割以上もいます。

カタログ請求をしないと損なので、是非一括カタログ請求をおすすめします。

ユニバーサルホームのリアルな評判・口コミ

良い口コミ

ユニバーサルホームの良い口コミを紹介します。

依頼したことは、すぐに回答くれていい営業さんでした。アフターフォローしっかりしていておすすめです。

おしゃれなデザインを提案してもらいました。自分が上手に言えなかったのに、ちゃんとおしゃれなデザインになってよかったです。

アフターでドアやキッチンの引き出しなどの不具合・チェックなどをその場でしてくれて助かりました。

営業さんが一生懸命に無理難題に立ち向かってくれた。おかげでいろいろな問題もクリアできて家を建てることができました。

注文住宅を建てたかったけど、金額が高すぎて…その点、ユニバーサルホームは注文住宅でも金額が安い上に営業さんが誠実で、頼んで良かったです。

担当してくれた営業マンがすごくよかった。こちらが分かるまで丁寧に何でも教えてくれた。

ぽかぽかの1階全面床暖房（地熱床暖房）がとても気に入ったので、契約した。実際に住んでみたら、やっぱり床暖房が最高すぎて、もうこれなしでは生活できないと思う。

アフターフォローがしっかりしている。何かあって連絡をしてもすぐに対応してくれるのでよかった。

良い口コミは、全般的に、営業マンに質が良い（誠実な対応）・アフターメンテナンスが良いといった内容が多く、ハウスメーカーの決め手としては充分と言える評判です。

悪い口コミ

ユニバーサルホームの悪い口コミを紹介します。

建てる前までは凄く丁寧な対応をしてくれましたが、契約後は丁寧な対応とは程遠く…全てにおいて言わないと何もやってくれない営業マンと変わりました…おすすめしません。

引き渡し後、不具合が発生しても対応してくれない…そのため、本部へ電話連絡をする→地元の工務店へ連絡→やっと動くというった内容で、正直疲れます。

ローコスト住宅だから諦めないといけない？すべてにおいて否定されるので、体調不良になるし、家づくりが楽しくなかったです。

工事中に、現場に行きましたが、ゴミ、ペットボトルが散乱して汚い、掃除もされていない感じだった。内装が仕上がっても、同じ感じっでキズも多かった。

正直、デザイン性は良くないです。こちらは素人なので分からなかったですが、仕上がったものを見たら最悪…もう少し相手からの提案が欲しかったです。

とにかく催促。何もしても、こちら側から催促しない限りは相手から連絡がくることがない。しかも、それに対して悪いと思っていないのか…申し訳ないの一言もなし。正直、こんな人と一緒に家を建てて後悔です。

とにかくミスが多い。こちらが何かを言えば、クレーマー扱い…家づくり中は疲れてストレス。

提案力がない。おしゃれな家とは程遠い。自分たちで勉強して、どうしたらおしゃれになるのか…勉強あるのみです。

アフターサービスは最悪。日程を調整して折り返し連絡する→全然連絡がこない。こちらが催促して…また連絡がこない。忘れられているのか、やりたくないのか知らないが、誠意がない。

良い口コミでもありましたが、悪い口コミでも営業マンやアフターメンテナンスのことがほとんどです。

正直な話、これは支店でも違いがあります。同じ社内でも、出来る営業マンとできない営業マンがいるように、担当者で大きく変わってきます。

契約前は、しっかりと担当者を見て、対応などを注意深く確認しましょう。

ユニバーサルホームで家を建てた時のデメリット・注意点

工務店の品質に差がある

ユニバーサルホームはフランチャイズのため、各加盟工務店によって品質に差がでてきてしまいます。

ユニバーサルホームがサポートするのは商品開発や経営の部分のみで、実際に現場施工を行う会社は地元の工務店です。

各支店（エリア）によって、現場管理状況やアフターメンテナンスに大きな差があるので注意が必要です。

床下収納が設置できない

ユニバーサルホームは地熱床システムを標準設置としているため、床下収納が設置できません。

今住んでいる場所で床下収納を活用している人には不便になるかもしれません。

しかし、他に収納スペースを作ることで解決します。

また、どうしても床下収納が欲しい場合は、一部小上がりにして床下収納を作るという方法もあるので相談してみてください。

床暖房を1階全面設置しなければならない

ユニバーサルホームでは1階全面の床暖房を標準装備としています。

地熱床システムに加えて、1階全面に温水パイプを敷くので隅から隅まで床暖房を敷くことになります。

必要な部屋だけを部分的に暖めるのではなく、1階床全面を暖める仕組みとなっているので、部分的に暖めるといったスイッチの切り替えができないんです。

例えば、食品庫など冷気が必要な場所も床暖房が効いていると、食品が悪くなってしまう可能性があります。

床面の温度は24〜25度程度ですが、食品を床に長時間おいた場合は腐ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

実際に建てた方の中には、一時的に床に置いておきたい場合はクーラーボックス（何は保冷剤入れて）の中に入れて対策をしている人もいました。

ユニバーサルホームの坪単価はいくら？

商品名	特徴	坪単価
HELLO! MY HOME	”きゅっと家族サイズ”間取りが決まっている規格品	65～85万円
ナナ・カラ	”じぶん時間も、家族のだんらんも大切にできる住まい” 吹き抜けや内窓を介して上下階のつながりを感じる”おうちタワー” 趣味や在宅ワークなど自由な使い方ができる約3畳のセミクローズ空間”ナナ・カラ スペース”	50万円
ドマーチェ テラスエディション	”暮らしの幅を広げる土間空間のある家”土間とテラスを一体化させた”DOMAテラス”	50万円
ラビスタ	”ハイリビングのある豊かな暮らし”1階天井高さが通常より1.3m高い”ハイリビング”	40万円
ムク・ヌク	”家族とともに暮らしを楽しむ家”床がすべて無垢フローリングLDKに2～3畳のひとりでのんびりできるスペース「ヌック」	45万円
Kiduki	子どもがのびのび育つ家「創造力」を育てる”kidukiウォール” 「興味」「行動」を育む”kidukiステージ” 「片付ける」「整理する」を身に付ける”kidukiボックス”	40～55万円
ビー・コンフィ	”自然と家族がつながる家”家と街、 家族のふれあい、家の中と外、3つの“つながり”を大切にした家	50万円
ココフィール	”家族のつながりをデザインする家”ダイニング空間を住まいの中心におくことで家族のコミュニケーションを育む	50万円
フェリーチェロ	”子育てママの「欲しい！」がギュッとつまった家 ”キッチンから家中を見渡すことができる収納や動線に細やかな「欲しい！」を取り入れた間取り	60万円
ソラ・イロZEH	”環境にやさしいネット・ゼロの家”ZEHに特化した商品	60万円
ルピオス	”家族の笑顔が未来までつながる家” キッチンを間取りの中心におき、1階の部屋全体がゆるやかにつながっている	50万円
1000のひらめき	”あなたのための「1000のスタイル」がここにある ”10種類の外観デザインと100通りの間取りがパッケージ化されている	40～45万円
ファミーユ	”幸せづくりがいっぱいの家”ダイニングキッチンとリビングが一直線に並んだ”DKリビング”	50万円
ウィズ・ハート	”心地よく支え合う二世帯の家”二世帯住宅の間取りに特化した商品	40～60万円
Tsu・do・i	”家族が集う3階建ての家”長期優良住宅に対応する優れた性能をもつ	50～60万円
フラットワン	”動きやすく機能的な平屋の家”広々としながらもライフスタイルを考えた無駄のない生活動線が確保された間取り	80～90万円
フラットワン(JP/PR)	”テラス付き平屋の家”暮らしにゆとりと潤いをもたらすテラス空間を贅沢に設けた家	80～90万円
アルファヴィータ	”ワンフロアがかなえる新しい暮らし”天井を一部高くして、プラスαの空間をつくることで平屋にゆとりをプラスすることができる	80～90万円

魅力的な商品が全18種類ありますが、「Kiduki」は子どもがのびのび育つだけでなく、家族の成長に合わせて収納や間取りが進化するという点でおすすめです。

子育てから老後の人生までを見据えたデザインや、子どもの成長を助ける収納デザインが評価され、グッドデザイン賞も受賞している商品です。

実際に見学できるモデルハウスも多いので、家づくりの想像もしやすいです。

ユニバーサルホームがおすすめな人の特徴は？

無垢材の床と床暖房を掛け合わせたい人

ユニバーサルホームは無垢材の床と床暖房を掛け合わせたい人におすすめです。

本物の木ならではの質感とあたたかな感触、爽やかな香りや優しい色合いによるリラックス効果を得られるという点から、無垢材の床は人気ですよね。

しかし、乾燥や熱により収縮や反り・割れなどが生じやすいため、床暖房とは相性が良くないといわれています。

ユニバーサルホームでは歪みや反りが起きにくく、メンテナンスもしやすい複合無垢フローリングを床暖房と掛け合わせています。

色も4色から選ぶことができるので、床暖房を設置しながらも理想のインテリアを楽しむことができます。

耐火性能・耐震性能に強い家に住みたい人

ユニバーサルホームは耐火性能・耐震性能に優れた家に住みたい人におすすめです。

種類	特徴	効果
高性能外壁材ALC	過酷な耐火試験をクリア 国土交通大臣認定の耐火構造部材加熱による有害ガスが発生しない外壁材単体で防火構造を取得	火事に強い！
地熱床システム	床下に敷き詰めた砂利層が振動を吸収・分散＝建物損傷を低減	地震に強い！

建物の構造も耐震等級3となるように設計されているので、地熱床システムと組み合わせると耐震性能がとても高いことがわかります。

床下浸水対策をしたい人

ユニバーサルホームは床下浸水対策をしたい人におすすめです。

ユニバーサルホームが標準仕様としている地熱床システムは、床下に空間がないため、床下へ土砂や汚泥が流れ込む“床下浸水”の心配がありません。

実際に浸水被害にあった方へのインタビューが公式サイトに載っています。床下への浸水がないだけでも後処理がしやすかったそうです。

浸水被害は「数十年に一度」といわれていましたが、最近は毎年のように被害がでています。

ユニバーサルホームと同価格帯のハウスメーカーは？

同価格のハウスメーカーをまとめたので参考にして下さい。

ハウスメーカー名	価格（坪単価）	特徴	施工エリア
タマホーム	40～60万円	長期優良住宅対応可能 良質な国産材を多く使用 10年間の安心保証 10年目で有償メンテ	全国可能 ※対応できない場合あり （積雪量、離島など）
アイフルホーム	40～70万円	子育て家族に優しい家づくり 耐震等級3相当 予算に合わせて選べる 3パターンの断熱性能 10年目で有償メンテ	全国可能 （離島・一部地域を除く） 富山・福井・京都・和歌山・沖縄にはモデルハウス、営業所なし
アエラホーム	30～70万円	外張り断熱の家 建物初期保証20年 住宅設備保証10年 20年目で有償メンテ	東北（岩手、宮城、福島、秋田） 関東（東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川） 中部（新潟、石川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知） 中国（岡山、広島、島根） 九州（福岡、熊本）
桧家住宅	55～100万円	全館空調「Z空調」 全棟 耐震等級３ インテリアデザインに優れた 断熱住宅が得意 最長30年保証 住宅設備機器10年 10年目で有償メンテ	下記を以外のエリア（北海道、青森、富山、福井、石川、三重、和歌山、広島、山口、宮崎、沖縄、離島）
アイダ設計	35～65万円	狭小地設計が得意 太陽光発電システム＋蓄電池リースパックで初期費用0で太陽光を設置できる 5年目で有償メンテナンスがスタート	東北（岩手、宮城、福島、） 関東（東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川） 中部（新潟、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知） 関西（大阪、京都、三重） 九州（福岡、佐賀、熊本、鹿児島）

ユニバーサルホームに値引き交渉する時は、同価格帯の見積もりを貰ってから値引き交渉すると値引きしやすいです。

必ず同価格帯のハウスメーカーにカタログ請求を行い、話を聞きに行くようにしましょう。

ユニバーサルホームに関するよくある質問

ユニバーサルホームの会社概要

会社名	株式会社ユニバーサルホーム (universalhome Inc.)
創業	1995年5月
従業員数	207名（2023年3月末日時点）
年間売上高	103億8,475万円（2022年3月期）
年間受注数	1,611戸（2020年）
資本金	4億9,180万円
本社	東京都中央区
施工エリア	北海道 東北：青森・岩手・宮城・山形・福島 関東：茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川 中部：石川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知 関西：三重・滋賀・京都・大阪・兵庫 中国：鳥取・島根・岡山・広島・山口 四国：徳島・香川・愛媛 九州：福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

まとめ：ユニバーサルホーム評判・口コミ！床暖房を含むデメリットは？

今回はユニバーサルホームでの家づくりについて解説しました。

ユニバーサルホームは地熱床システムなどの高性能な家が、低価格で建てられることが特徴です。

しかし、フランチャイズなので施工する工務店によって仕上がりやアフターケアに大きな差があるので、契約前にしっかり確認する必要があります。

それでは、本日のまとめです。

実際にカタログ請求を行い、比較することで費用が安くなったと答えた人が8割以上もいます。

カタログ請求をしないと損なので、是非一括カタログ請求をおすすめします。

注文住宅でカタログ請求を行う場合は、こちらを参考にして下さい。

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